スローシャッター

フィルムカメラでのんびりと写真を楽しんでいます。  旧版は。。。http://blogs.yahoo.co.jp/cg3338

イタリア&スイス一人旅 ~その15~ ラショードフォン街巡り 前編  

旅も9日目になりました。今日はラショードフォン巡りを楽しみます。
午前はお目当ての国際時計博物館に行きます。国際時計博物館は世界の時計好きにとっては時計の聖地にある本山みたいなところ。16世紀の懐中時計から現代のクォーツの時計まで約4000点のコレクションが収蔵されています。併設の修復室で常に手入れされているため全てが今も使える状態で保存されているそうです。午前中は博物館で展示の時計をじっくり観察します。
午後はラショードフォンの街巡りです。いつもの街歩きでなく今回はホテルで電動自転車を借りて街巡り。生まれて初めて乗る電動自転車でジュラ山脈の南麓にある時計産業の街ラショードフォンを見て回ります。

朝の陽射しがホテルの部屋に差し込んでいます。部屋のデスクでラショードフォンの地図を見ながら午後からの街を回るコースをあれこれと考えます。

ホテルを出て歩いて5分くらいのところにある国際時計博物館に向かいます。朝の静かな街をハーレーが駆け抜けて行きます。この街に来てなぜかハーレー遭遇率が高いです。

国際時計博物館の案内板を見つけました。もうすぐ到着です。
緑とコンクリートに囲まれた博物館の入り口。

博物館の受付と売店です。売店では時計関係の書籍や記念のお土産品なんかが売ってあります。

これは入り口にある各時計メーカーのディスプレー。バセロン、オーディマピゲ、ゼニス、エベルなどなど...いろんな時計メーカーの時計が綺麗に展示されています。

展示室の入り口にある巨大な時計。それともこれは工作機械か。

展示室の内部です。フラッシュ禁止ですが撮影は自由です。ため息が出るような時計がたくさん展示されています。

こちらでは時計の歴史を展示してあります。火薬が燃える時間で時を計った火時計から、気圧や温度も測れる最新型のクォーツ時計まで時計の歴史とともに並べて展示されています。

フラッシュが使えないのであとはスマートフォンで撮りました。
展示品の写真はたくさんあるので、別の回でまとめてアップします。




博物館の展示室から出てきました。博物館の裏にあるカリヨンを見に行きます。

カリヨン時計です。15分おきに色と光の演出と音響効果で時を知らせてくれます。

2時間半で博物館を後にします。もっとゆっくり見たかった。ホテルに戻ったら電動自転車を借りてラショードフォンの街巡りです。

ラショードフォンの街巡りの一番のお目当ては建築家ル・コルビジェが設計、建築した建物巡り。ラショードフォンで時計と並んで有名なのが建築家ル・コルビジェです。彼は時計の文字盤職人の父とピアノ教師の母の次男として生まれ、家業を継ぐために時計職人を養成する地元の装飾美術学校に学びました。専門的な建築の専門的教育は受けていませんが、美術学校在学中の1907年に美術学校の校長に才能を見出され、他の建築家とともに住宅の設計に携わりました。彼が設計した建築物は世界各国にありますが、彼がこの地を離れるまでの初期の建築物がこのラショードフォンに残っています。彼は20世紀を代表する建築家であると同時に絵画や彫刻や版画など多岐にわたる分野にわたって活躍した多才な芸術家でもあります。

この建物がル・コルビュジェが学んだ美術学校。

建物の中には彼のラショードフォン時代のスケッチ、手紙類、遺品等も所蔵されています。

ラショードフォンで最初の自動車ディーラーの建物。この建物はレオンボワロという建築家の作品です。

これはル・コルビジェの生家。

このプレートのみが生家の証明になっています。
今は道路に面した1階は「MIKADO」という名の日本レストランになっています。

特徴的なドームのある建物はユダヤ教会「シナゴーグ」。ネオビザンチン形式のスイスで代表的なユダヤ教会のひとつです。


ラショードフォン街並みは完全に碁盤目状態になっています。街のメインストリートと平行した東西の道路には坂はありませんが、直交する南北の道はメインストリートへ向かって下り坂になっています。写真はシナゴーグの裏手の東西に伸びる道路です。

南北に伸びた坂道を登ります。電動自転車だからスイスイと登って行きます。

高級時計メーカーエベルの本社を見つけました。

お城と呼ばれるレオンボワロによる住宅です。

ステンドグラスを用いた窓が優雅。

その裏にある住宅。誰による建築か分からないけどとっても素敵な住宅です。ラショードフォンにはこうゆう建物がたくさん建ち並んでいます。

有名なシュウォブ邸です。自転車で玄関先に乗り付けてしまいましたー。

依頼者のシュウォブは地元の富裕な時計製造業者でした。どことなくビザンティン建築などを思わせることから地元ではヴィラ・トゥルク「トルコ人の家」と呼ばれます。建設費が見積もりの2倍に達したことで訴訟になり、ル・コルビジェが故郷を離れた一因になったとも言われます。

街の傾斜に併せて建つ建物は太陽の光が長い時間当たるよう一直線に並んでいます。時計作りのために明るい部屋を確保するための工夫なのです。

整然とした街並み、優雅で美しい建物の自転車巡りはまだまだ続きます。

ASAHI PENTAX KM, PENTAX-M 28mm F2.8, M 35mm F2.8, M 50mm F2, Kodak EB-3
Sony Ericsson SO-03C

category: スローな写真・旅 海外

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